不眠症と心の不安

ショックな事が起こったり、どうしようもない悩みに直面した時というのは人である以上、誰でも遭遇します。

そういった時に人はなかなか眠れないという追い打ちをかられる事になります

しかしそれが例えば人間関係の悩みで、相手と和解して解決した場合また快眠できるようになります

ですが解決できない悩みからの不安が原因で眠れなかった日、朝から気分的にも身体的にも優れずに仕事で大きなミスをした…。

その時「眠れなかったせい」と考えると、本来の問題点である「不安で昨日眠れなかった原因」でもなく「今してしまったミス」でもなく、不眠からくる不調で頭がいっぱいな状態になってしまっていれば、立派な不眠症予備軍です。

ここで問題なのは前日の不眠に気を取られていて不安と不眠(睡眠)を固く結びつけてしまっていることです。不眠症を四つに分けたうち、三つが心理的要因が強い症状なだけに



であって、結びつけやすいのです。ここで分かるのが、いかに睡眠は心にも大切な物かという事。

悩みと同様に、誰だって寝つきが悪い日や数日間まともに眠れないことぐらいあるのですが、実際に満足に寝ていない翌日のミスや不調は「眠れなかった」という症状に追い打ちをかけ、理由をこじつけて不眠が慢性化し易くなります

今起こっている事よりも「また今日も眠れなかったらどうしよう」と心を痛めるようになり、その時不安が眠らせてくれず、いつしか深刻な不眠症に陥ってしまいます。

不眠の裏には大きな不安があるという人は、まず不安と向き合ってみてください。

今日は寝ずに「不安の素は何か?どうして不安?解決するには?」と、よく考えて見ましょう。答えが出るまで寝てはいけないと自信に課してみましょう。

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光と暗さと不安と眠り

就寝前に心につっかえる不安は決して変な物ではありません。この不安が「眠れなかったらどうしよう」という眠りに関する不安なら不眠症の疑いがあるので要注意ですが、漠然とした昼間の生活に関してのものならさほど心配は要りません

良い睡眠のために必要な「光の遮断」は不安を煽る要素を含みます。光の届かない深い海に棲む深海魚や夜行性の動物ではない限り、生き物は暗さと警戒心をセットにしています。

その反対に、光の中で生活していない生き物も別のシーンで警戒心を出しているので平等であり、普通なのです。

私達の遠い昔の祖先は、暗闇の中では神経を研ぎ澄まし、危険が迫った時のための備えはそれだけでした。その習性が記憶として今を生きる私達の中に残っています。

少々極端な話かもしれませんが、「就寝前に不安になる、嫌な悩みを繰り返し考えてしまう、まだ起こってもいない事を悪い方へ考えてしまう」という症状の根拠というものなのです。

しかし、これは遠い昔の話であって今は文明が進み、昼は複雑な社会や人間関係の中に揉まれて生活しています。そんな私達に必要不可欠なものは休息であり、そのための「暗い部屋」です。

暗いといっても真っ暗が必ず良いとは限らず、自身に合った光の調整を見つけ、先ずは眠るという事にこだわりすぎず、いかに心が落ち着くかで調整しましょう



と割り切り、バランス良く不安や悩みと付き合いましょう。消灯も寝る直前の時もあれば、寝入るまでに時間があっても消灯する時、読書をしながらで照明をつけたままの時もあったりで決して毎日が単調でないと知り、悩みや不安もあって当たり前と思える時が来ます

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