【使い方を間違えると深刻に!】不眠症で市販の薬を服用

たまにCMでも見ますが、眠れない人の薬。あれは忙しくてなかなかお医者さんにかかれない人のためにあるのかと思いましたが、違うんですね。

市販の薬は「睡眠改善薬」といって、主に眠れない理由がハッキリと分かっている人のためにあるようです。

例えば昼間にたくさん慣れないコーヒーを飲んだとか、頑張りすぎて神経が張りつめている、騒音、光り、旅行や出張といった環境や寝具の変化です。

皆さん、そんなにデリケートなんですか!成分も風邪薬を飲んで眠くなるということがあると思いすが、まさにその成分だそうで、とりあえずは年季の入った不眠症はビクともしなそうです

生薬と抗ヒスタミンといって眠りやすくする成分で、ぐっすり眠れるとか、質の良い睡眠を摂れるわけでもありません

生薬の成分は鎮静作用や催眠効果のある漢方です。簡単な薬といったところでしょうか。

病院で処方される薬どのたいふ違いは、病院では「睡眠薬」で、不眠の程度や原因に合わせて調整します。

浅はかな私としては「病院で処方される薬よりは軽いし良いかな?」なんて思って手を出そうとしていた時期がありましたが、飲まなくて良かった。というのも、



ことがあるようです。

睡眠薬の軽いバージョンと捉えがちで、不眠に悩む人の中にはこの市販の睡眠改善薬を服用すれば病院へ行かなくていいと考えている人が多く、なぜ深刻な不眠症に繋がるかはあまり知られていません。

なんでも不眠症の治療は初期の1~2ヶ月が重要なところを睡眠改善薬の服用で乗り越えてしまうと慢性化してしまうとの事です。

薬の説明書きには「不眠症と診断された人、日常的な不眠を抱えている人は服用しない」とは書かれているようですが、それこそ



とも思いますね。どちらかと言うと、不眠で苦しむ人の方が睡眠改善薬を購入する機会が多いような。

こういった考えは私個人をはじめ多くの人が持っているようですが、それだけ睡眠改善薬への認識と不眠のメカニズムが世に浸透していないからだと思います。

睡眠薬はヘビーで睡眠改善薬はライトという認識はあながち間違いではなくても、では軽く服用していいかというと、そうではないし不眠症の悪化にも繋がるので、中には不眠症で睡眠改善薬を購入して服用して「薬を飲んだのにどうして眠れないの?」とウトウトしながら日々悩む人がいると思うと、とても気の毒ですね。

日本人特有の「精神的な病気は恥ずかしい」という誤った思い込みから、不眠や睡眠薬への認識の甘さが生んだ結果とも思えます。

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不眠症改善にどんな薬対策があるの

不眠症の改善にはどのような薬があるのでしょう。睡眠薬などは不眠症対策にはなっても改善にはなりません

しかし症状がひどい場合は、とにかくゆっくり眠ることが先決になるため、睡眠薬を処方する医師も多いと言われています。

睡眠障害はストレスが大きな原因ですが、ストレスによって睡眠障害が起こり、それがより強いストレスとなってますます眠れないということになるのです。

そこで睡眠障害の悪循環をどこかでまず切ることが必要になり、そのために睡眠薬を利用することも必要な場合もあります。

そして不眠症の改善のための薬となると、やっぱりサプリ系がほとんどです。

例えば睡眠薬だけでなく、抗不安薬、精神安定剤なども病院では処方されますが、これも不眠症の改善というより抑えると言ったものとなります。

そこで不安を緩和するセロトニンなどの分泌を促すためのサプリや、睡眠ホルモンであるメラトニンなどをサプリによる改善もおすすめです。

しかし基本的に不眠症を改善するには、これらの他にもビタミンB群やカルシウムなど不足しがちなビタミン類の摂取も大切です。

これらをサプリで補うことで、不眠症体質から脱却するようにしていくことは改善に向った改善法と言えそうです。

睡眠薬でも副作用の少ないものも出てきましたが、それでもやはり副作用はあります。また睡眠薬もだんだん多くないと効かなくなります。そういう意味では睡眠薬に頼らずに、



なのです。今睡眠薬を使っている人でも、早く睡眠薬をやめられるように体質を改善するようにしたいものです。

睡眠薬は危険なので市販はされていません。市販されているのは不眠症治療薬というものです。

睡眠薬としては効果が弱いと言われていますが、さまざまな睡眠のためのサプリ成分が含まれており、安心して飲めるものもあります。

不眠症を改善するなら、基本的には体質改善が一番大切になります。特に体質改善にはサプリの他にも規則正しい生活リズムや食生活、適度な運動など、今までの生活を見直すことも大切です。

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睡眠薬の成分について

睡眠薬と一言で言っても、効能時間や薬のタイプなどいろいろな成分が使われています。そんな睡眠薬の成分についてのご紹介です。

【ペントバルビタール】
脳全体の神経をしずめる鎮静・催眠作用、その他に抗けいれん作用もあります。バルピツール酸系の催眠鎮静薬で、作用時間は短時間(6~10時間)~中間型(12~24時間)です。

続けて摂取しているうちに効き目の低下がある場合も。また急に中止すると反発的な症状が強くでることもあります。服用量の安全域は広くありません。

このようなことによって、現在不眠症に処方される機会は少なくなっています。

【トリアゾラム】
脳の神経をしずめる鎮静作用があり、不安や緊張感をほぐし気分をリラックスさせ、自然に近い眠りが期待できます。

睡眠薬としてとても一般的に広く使用されているベンゾジアゼピン系成分です。比較的安全性が高く、効き目もよいため、とても人気のある成分です。

持続時間は超短時間型(2~4時間)です。寝つきの悪いときや、入眠トラブルにおすすめ

服用直後や夜間起床時に一過性健忘状態が起こることもあり、中止時の反発症状がでやすいのが欠点となります。副作用はペントバルビタールと大体同じで、普通はほとんど出ません。

【ゾピクロン】
脳の神経をしずめ鎮静作用があり、不安や緊張感をほぐし気分をリラックスさせナチュラルに入眠。睡眠薬として人気のある成分で、非ベンゾシアゼピン系の成分です。

比較的安全性が高く、効き目も良く、不眠症治療には最初に試されることの多い系統です。持続時間が超短時間型(2~4時間)です。寝つきの悪いとき、入眠トラブルにおすすめ。

翌朝の眠気や不快感も少ないタイプです。また筋肉をゆるめる作用が弱く、切れがよいメリットがありますが、逆に服用直後や一過性の健忘やもうろうとすることもあります。

【酒石酸ゾルピデム】
寝付きの良くする成分で、人気のあるベンゾシアゼピン系に近いお薬です。比較的安全性が高く、効き目もよいので、不眠症の治療には人気の成分と言われています。

超短時間型(2~4時間)なので寝つきの悪いときなどの、入眠トラブルにおすすめです。持ち越し効果が弱く、翌朝の眠気や不快感も少ないほうです。

抗けいれん作用、筋弛緩作用などは弱く、薬に対する慣れ(耐薬性)や中止時の不眠(反跳性不眠)も少ないとされます。 

【エスゾピクロン】
寝付きを良くする成分で、非ベンゾジアゼピン系のGABA_A-BZ受容体作動薬となります。一般的なベンゾジアゼピン系と、作用的にはほとんど変わりません。

比較的安全性が高く、効き目もよいので、不眠症の治療に人気があります。持続時間が超短時間型(2~4時間)です。

国内外の臨床試験では、入眠障害だけでなく中途覚醒に対する有効性も確認されています。筋肉をゆるめる作用も弱いほうです。

長期連用においても効果の減弱もなく、依存の心配もそれほどなし。服用直後や夜間起床時に一過性の健忘やもうろう状態を起こすことがあります。

作用的にはゾピクロンと違いがないと考えられ、欧州では新薬として認められませんでした。

【ロルメタゼパム】
脳の神経をしずめ鎮静作用があり、不安や緊張感をほぐしリラックス効果があり、自然な眠りに入ることができます

睡眠薬として広く使用されている短時間型(6~10時間)のベンゾジアゼピン系統です。比較的安全性が高く、効き目もよいので、不眠症の治療にはまずこの系統が使われます。

 【ニメタゼパム】
脳の神経をしずめる鎮静作用と、不安や緊張感をほぐし気分をリラックスしながら入眠に導きます。

睡眠薬として人気のある成分で、比較的安全性が高く効き目もよいので、不眠症の治療にはよく使われるベンゾジアゼピン系成分です。

持続時間は中間型(12~24時間)です。寝つきの悪いだけでなく、夜中に何度も目が覚めるタイプにおすすめです。昼間の抗不安効果も多少あると言われています。

【フルニトラゼパム】
脳の神経をしずめる鎮静作用と不安や緊張感をほぐし気分をリラックス効果、ナチュラルな入眠が期待できます。

睡眠薬として広く使用されているベンゾジアゼピン系で、比較的安全性が高く、効き目もよい系統として人気があります

持続時間が中間型(12~24時間)なので、寝つきの悪いときだけでなく夜中に何度も目が覚めてしまう人にもおすすめの成分です。翌朝に不快な症状が残ることの少ないと言われています。

【クアゼパム】
脳の神経をしずめる鎮静作用があり不安や緊張感をほぐし気分をリラックス。自然に近い眠りが訪れます。

脳内のベンゾジアゼピン1受容体に強い親和性を示し、この受容体を介して睡眠覚醒の抑制、睡眠導入機構に作用します。

睡眠薬として人気のベンゾジアゼピン系です。比較的安全性が高く、効き目も良く不眠症の治療に人気があります。作用時間が長い長時間型(24時間以上)です。

入眠障害だけでなく特に早朝覚醒や夜間に何度も目が覚めてしまう場合に使用します。長時間作用型としては翌朝の不快感も少なく、中止時の反発症状も少ないと言われています。

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睡眠薬・ルネスタについて

睡眠薬にはいくつかのタイプがあります。ルネスタエスゾピクロンの商品名です。このルネスタは非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の一種として使用されています。

もともと非ベンゾジアゼピン系と言っても、その効果はとてもベンゾジアゼピン系に似ており、副作用も少なく多くの人に使われています。

ただしベンゾジアゼピン系より睡眠導入に向いているため入眠障害の人に効果があり、睡眠導入剤として使われます

ルネスタは抗不安薬のため不安を取りのぞく効果があり、これもベンゾジアゼピン系のものと同じ効果となります。

脳内には脳の制御に関係する受容体がありますが、その受容体をベンゾジアゼピン受容体と言います。この受容体が活性化することでスムーズに眠ることができるのです。

ルネスタは、ベンゾジアゼピン受容体を刺激して眠気を引き起こします。ルネスタ発売の以前にゾピクロン(商品名アモバン)がありましたが、この薬剤には鏡像異性体として2つの物質が混合されていました。

そしてその2つの混合のうち作用の強い方を1つの薬にしたのがルネスタです。また不眠症に効果のある薬であっても統合失調症、鬱病などに伴う不眠症には



そんな中このルネスタは、これらの疾患に関係なく不眠症すべての人に利用することができます。

ルネスタは1時間から1時間半で血液中の薬物濃度がピークとなるため1時間程度で最高の睡眠作用が働らき、入眠障害の人にピッタリの薬と言われています。

また中途覚せいの人の多くは眠ってから3時間程度でトイレに起きることが多いようですが、そのような人にもルネスタは起床まで起きずに眠れます。

また眠りが浅い熟睡障害の人にも使用できるお薬です。7時間程度が効果の発揮できる時間なので、夜12時に寝て朝7時にはちょうどいい頃にルネスタの効果が切れ、気持ちよく目がさめます。

しかし例えば朝どうしても6時に起きたいときに、夜1時に寝たとしたら起きたい6時にはまだ薬が効いているため起きられないということにもなるので注意が必要です。

不眠症の薬の副作用

辛い不眠が続く中、どうにかすんなり眠れてくれないかと一生懸命願いながら一晩中モゾモゾ寝返りを打ってみたり、あえて考え事をしたり、色々やりました。

それでも睡眠薬という選択肢はありませんでした。なんだか怖くて。

結局は睡眠導入剤と安定剤は飲みましたほんの数回程度です。

眠ることに対して薬の力を借りることに、どうしてこんなに抵抗があるのか?例えば頭痛薬のように痛みを和らげるのというのと違って薬で眠ってしまうのは、簡単には起きられないのではないか?その間にとんでもない事が起きたら?という得も知れぬ事態が怖いのか。

なんて小心者なんだと自分でも呆れますが、こう思う人は少なくないはずです。それと、



ですね。私としては、ただ漠然と副作用の心配をしていたのですが、では睡眠薬はどういった副作用があるのかと聞かれれば、実はあまり分かっていません。

眠気が覚めないとか癖になるとか、噂程度の事しか分からないのです。

というのも、私が不眠症で仕事に支障をきたしはじめていた頃は睡眠薬は敷居が高いといいますか、相当な事がない限り入手できないイメージですし、実際に睡眠導入剤を入手したのも身内に病院関係者のいる人からでした。

では、本当に身近に睡眠薬を飲んで副作用に苦しむ人がいたのかと言えば違い、睡眠薬は多量摂取して自殺とか、毎日眠れなくて精神に異常をきたして眼をギラギラさせている人に必要という印象です。それと、依存性でしょうか。

確かに一昔前の睡眠薬は依存性が強く、症状がなくなっても不眠で苦しむフリをして処方箋を医師からもらい、薬を常用する人もいるほどだったそうです。

昔の睡眠薬は直接脳に届くので深い睡眠は得られたのですが、薬の増量が付いてまわるものでした

そうした中で、不眠が改善されない時にはどんどん量が増えていったそうです。それが依存の始まりだったのでしょう。

現在の睡眠薬は不眠症状に合わせて4段階あって、昔の睡眠薬は入院が必要なほどの相当な症状出ない限り使わないようです。

一番軽いものでは眠るために邪魔な障害を取り除く作用のもので、もちろん改良されてだいぶ進化を遂げています。

ですが、やはり薬には副作用がつきもので倦怠感、眠気、筋肉の弛緩です。これらの副作用は、満足に眠れないまま朝を迎えて一日仕事をするよりもずっと楽なのではないでしょうか?

風邪薬にも副作用はあります。辛い咳が止まっても喉がカラカラに乾いたり頭痛が緩和されても頭がボンヤリとして眠気に襲われて仕事がイマイチに終わる日もありますね。それと同じ。



副作用など恐れずに、眠れない心と身体が今、どうしたいのかを聞いてあげましょう。

不眠症からくる怖い睡眠薬依存

不眠症の治療として睡眠薬という手段がありますが、薬への豊富な知識がない限り誰しも睡眠薬というと抵抗があるかと思います。

事実、睡眠薬の副作用の一つに強い依存性が挙げられています

「それは大昔の睡眠薬の話で、現在は成分も見直されているから安全性は高い」と、それも一理ありますが睡眠薬は睡眠を上手く摂れていない脳と身体は日々、とても過酷な状況なのです。

一度睡眠薬を服用してグッスリ眠れて、次の日は服用せずに全く眠れる気配が無いとなると、普段から辛い思いをしている人なら誰だってまた睡眠薬を飲んで眠りたくなります

不眠症患者の睡眠薬への依存の怖さというのは、依存性が高い成分云々というよりも不眠の辛さが薬を欲するものなのです

不眠症に陥った脳内は頑なに休息の神経へ向かず、カチコチに固まった状態です。

そこをあっさり眠くさせてくれるのならと辛い時だけ服用するつもりが、気がつくと毎晩のように睡眠薬を服用しているケースですね。この時、体内では薬に対し抗体が出来上がる事があります



もちろん増やす事で初めて服用した時のように眠れるようになりますが、ここでもまた抗体ができ、さらに薬の量を必要としてしまうのです。

こうなると完全な依存性となり、睡眠薬をやめた時の反動も大きくなります。さらなる不眠症状や不安といった、不眠症へ追い打ちをかけるかのような症状に見舞われることもあります。

睡眠薬の依存はなぜ多いか?というのが、成分ではなく不眠症状がいかに辛いかだからでしょう。その辛さを感じたくないばかりに、ついつい服用に頼ってしまう事が大きな原因とも言えます。

睡眠薬は不眠症状の治療のためのものですが、服用する前に少しでも生活習慣を正すと依存も起こりにくいとされています。

不眠ですから眠れないのは仕方ないとしても、就寝時間にはしっかりと体だけでも休息が取れるように横になり、昼間は日光を浴びて体内時計が狂わないようにするなど方法は色々です。

睡眠薬依存の原因の一つに、「どうせ薬があるから」という安心感ができて、夜には身体を休めることもせず昼間も積極的に日光を浴びずこともしないまま体内時計が狂っているところに睡眠薬で眠るというもの。

これはとても危険で、そのまま薬の服用が癖となって量も増えてしまうのです。眠れないのは辛い事てすが、その中でもせめて夜と昼の境い目を崩さない努力をすることで睡眠薬の安全性は高くなります。

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